【Chromebook】入力デバイス基本操作：「タッチパッド」の使い方

　ノートタイプの【Chromebook】には、キーボードとマウスの替わりになるタッチパッドが備わっています。
　タッチパッドの操作をマスターすると、【Chromebook】の操作性が格段に向上します。

１．タッチパッド上の指によるジェスチャー操作

　タッチパッド上におけるで指でのジェスチャー操作は、次の通りです。

・指でトンと軽くタッチする⇒【タップ】※設定が必要ですが、デフォルトで利用できるようになっています。
・２本指でトンと軽くタッチする⇒【ダブルタップ】
・下半分の部分を押す⇒【クリック】
・スワイプ（スライド）する⇒【ポインター移動】
・２本指でスワイプ（スライド）する⇒【スクロール】
等
です。

２．タッチパッドの設定

　【設定】メニュー⇒【デバイス】⇒【タッチパッド】から、

　
　タッチパッドの操作に関する設定ができます。

　
①有効にすると、「タッチパッド」上で、【タップ】操作が利用可能になります。
②有効にすると、ダブルタップして、2回目のタップ時にタッチパッドから指を離さないで、そのままスワイプして目的の場所で離すことで【ドラッグ＆ドロップ】ができます。
③有効にすると、スワイプする速度に比例して、ポインター移動距離も大きくなります。
④ポインターの速度を調整できます。
⑤有効にすると、２本指で上方向にスワイプしたときに、ページが下方向にスクロールします。

３．タッチパッド操作のまとめ

操作する指の数	タッチパッド上でのジェスチャー操作	【Chromebook】での動作
指1本	自由にスワイプ	画面上のポインター移動
	タップ（軽くタッチ）	クリック　※要設定①
	下半分を押す	クリック
	【Alt】キーを押しながらタップ	（マウスの）右クリック　※要設定①
	【Alt】キーを押しながら下半分を押す	（マウスの）右クリック
	（ポインターがウィンドウのタイトルバーにあるとき） ダブルタップ	そのウィンドウを最大化または縮小化します。
	（ポインターがウィンドウのタイトルバーにあるとき） ダブルタップして、2回目のタップ時にそのまま目的の場所までスワイプして離す	ドラッグ＆ドロップ　※要設定②
指2本	タップ（軽くタッチ）	（マウスの）右クリック　※要設定①
	下半分を押した（クリック）まま、ほかの指で目的の場所までスワイプして離す。	ドラッグ＆ドロップ
	（ポインターがウィンドウ内にあるとき） 上下左右にスワイプ	ウィンドウが上下左右にスクロール
	（ポインターがウィンドウ内にあるとき） 大きく左右にスワイプ	ページ間移動 ・左方向⇒前のページに戻る ・右方法⇒次のページに移動
	（ポインターがウィンドウ内にあるとき） ピンチアウト/ピンチイン	ウィンドウ内の表示を拡大/縮小
指3本	左右にスワイプ	ブラウザのタブ移動
	上下にスワイプ	上方向⇒すべてのウィンドウを画面に一覧表示する 下方向⇒一覧表示を閉じます。
指4本	左右にスワイプ	デスクの切り替え
	※「デスク」機能はこちらを参照 【Chromebook】【基本操作】作業スペース「デスク」（仮想デスクトップ）の使い方（追加・切り替え・移動）

※機種によって、相違があるかも。