【「Tasker」Ver.5.5アップデート】Androidの設定を監視するイベント/ステートコンテキスト「Custom Setting」の使い方

2020/07/28

 Ver.5.5のアップデート(2018/10/3)で、Androidの設定を監視するコンテキスト「Custom Setting」が追加されています。




 Ver.5.2のときは、Androidの設定を変更するアクションとしての「Custom Setting」が追加されましたが、Androidの設定をトリガーとしたタスクの実行ができるようになります。

1.イベントコンテキスト「Custom Setting」の使い方

①PROFILESタブ画面で「+」をタップします。
②コンテキストメニューにある「Event」をタップします。
③イベントカテゴリー選択画面で「System」をタップします。

④Systemイベント選択画面で「Custom Setting」をタップします。
⑤「Type」(Global、Secure、System)を選択(タップ)します。
⑥イベント編集画面で、「Name」の横にある虫眼鏡アイコンをタップします。
⑦設定の選択画面で、「SELECT SETTING」をタップします。

⑧組み込みリストが表示されるので、この中からAndroidの設定を選択(タップ)します。(ここでは、airplane_mode_on)
⑨戻るボタンをタップします。
⑩プロファイルができて、実行するタスクが要求されます。





【TIPS】Androidの設定について
 アクションを含めて「Custom Setting」で利用できるAndroidの設定は、Tasker上で選択候補としてリスト表示されますが、それらがすべてではありません。
 また、端末(機種)によっても違います。

 その端末のすべてのAndroidの設定を知りたいときは、PCと接続してADBコマンドを実行する必要があります。

・adb shell settings list system の出力抜粋

・adb shell settings list global の出力抜粋

・adb shell settings list secure の出力抜粋

※PCでADBコマンドを利用できるようにする方法は、こちらを参照してください。

2.ステートコンテキスト「Custom Setting」の使い方

 設定の仕方は、イベントコンテキスト「Custom Setting」とほとんど同様なので操作手順は割愛します。

当記事はここまです。完読ありがとうございます。以降、関連記事一覧等になります。

【Tasker(タスカー)の使い方】目次

1.概要
2.メイン画面
3.設定
4.State Context(ステートコンテキスト)
5.Event Context(イベントコンテキスト)
6.Action(アクション)
7.変数
8.Scene(シーン)
9.Element(エレメント)

■日本語化できます。

Taskerデータの共有とインポート※Ver.5.5

【更新履歴】
・2017/4/9 公開
・2017/8/10 Ver.5.0に対応
★Ver.5の変更点(2017/7/27)


【設定例】
【例1】ヘッドセットを差し込んだら自動的に音楽系アプリ起動
【例2】自宅に居ることを判定する方法
【例3】特定のアプリにロックを掛ける方法
【例4】メールを自動送信する方法
【例5】電話着信時に、その端末以外に着信を連携する方法
【例6】ハードキーをタップして、スクリーンショットを撮る方法
【例7】「クイック設定パネル」のカスタマイズ
【例8】「ショートカット」の作り方「アプリショートカット」のカスタマイズ
【例9】自動ロックまでの時間設定―新機能「Custom Setting」の使用例(※Ver.5.2)
【例10】ダークモード適用と同時に壁紙も変更する(Ver.5.8.5)
【例11】電源ボタンメニューからタスクを実行する(Ver.5.10)
【例12】「日の入り」から「日の出」までの時間帯をダークモードに設定する方法

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